奈良最大級の倉庫管理。物流のアウトソーシングならダイリクにお任せ下さい。

1955年、創業当時、運送会社の使命は「Ａ地点からＢ地点へ荷物を移動する」にすぎませんでした。
そこに、付加価値をつけるというような意識は業界全体として低く、運送業は力仕事・３Ｋ職場の代表的な業種であり、他の業種の方々からも「あまり多くを望まれない」･･･ そんな業界でありました。
■そんな時代に、創業者は『ただ「依頼された区間、荷物を運ぶ」だけの「運送会社」』ではなく、『荷主様の「物流課」としての役割を担い、様々な物流サービスを提供することにより、優れた物流サービスを荷主様の強みにしていただく「物流企業」』を目指し、常に「 お客様が何を求めておられるか」、「時代は何を求めているか」、「物流の最先端を行くにはどのようなことが必要か」を追究し、決して物流拠点としては恵まれているといえなかった奈良県の中小企業のお客様と一緒に歩み続けてまいりました。私も前社長の時代、現場での下積みから様々な部門の業務を行ってまいりましたが、その道のりは、決して穏やかな流れに身を任せてきたのではなく、行く手には「無理難題」が連続で険しいものでした。そんな歩みの中で、我々の考え方の根底に、常に宿している「商品と共にお客様の真心も一緒にお届けする『熱いハート』」と「物流を通して世の中を支えているという『誇り』を武器に、いろいろな問題をクリアし、ニーズに答え続けてまいりました。特に、手早さを優先する余り、荒っぽくなりがちだった「荷扱い」や「接客応対」を、慎重かつ丁寧にするために、1978年「引越し専門協同組合」にフランチャイズ加盟し、全国区の引越し家財道具の荷扱い技術を取得した運転手が、｢一般貨物｣も｢引越し荷物｣と同じような運送サービスを提供するようになり、たくさんのお客様から高い評価を得ることができるようになりました。
　 2005年に社長に就任した後も、先人の歩んできた道や考え、知恵や伝統を尊敬し、継承しながら日々変わりゆくニーズに応えていけるよう、更なる輸送サービスの向上に精進いたしております。とりわけ、我々の業界においての「商品」である「人」の教育こそが「物流品質の向上」に直結し、「教育」を放置し軽んずる企業は生き残れないことを察し、就任直後に「教育責任者」を任命し、全社の全業務を横断的に教育、又、何のために運送業務に就くのかを教育することによって、物流企業の社員としてはもちろん、社会人として、人として、明るい将来を設計し、それを叶えるには「お客様に御満足いただける物流商品を提供し続けることである」ことを認識させ、創業時から受け継ぐ「熱いハート」を植え付けて、業務に取り組ませております。
　 一方では、「目に見える形での高品質の証を」との思いから、就任直後、ＩＳＯ9001の認証取得のため、品質マネジメントシステムの構築に着手。同年10月に認証取得することができました。又、最新の運行管理システムを導入する等、「普遍的なサービス」だけでなく、「変わりゆく時代・ニーズに対応するサービス」も提供できる体制を整えてまいりました 。
　 これからも、私たち大和陸運は、「大手企業の安心感・信頼感」と「地方運送会社の小回り・気配り」を兼ね備えた「お客様のハートに寄り添った物流サービス」を提供し続けてまいります。